建設工事で生産性の向上を図り、品質、コスト、安全面で質の高い施工を確保するためには、現場で直接生産活動に従事する技能労働者、とりわけその中核をなす職長等の果たす役割が重要です。
登録基幹技能者は、熟達した作業能力と豊富な知識を持つとともに、現場をまとめ、効率的に作業を進めるためのマネジメント能力に優れた技能者で、いわゆる上級職長などとして、元請の計画・管理業務に参画し、補佐することが期待されています。
国土交通省の提唱により始まった登録基幹技能者制度は、登録基幹技能者を採用したことにより、生産性の向上が図られたとの発注者、元請受注者からの報告が増えており、今では、30職種以上が国土交通省に登録しています。
本会においても空調衛生工事に係わる専門工事業として「登録配管基幹技能者」「登録ダクト基幹技能者」の2職種の育成に務めております。
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